Botanical Composition

Botanical Object: Design, Research

Client: MITOSAYA BOTANICAL DISTILLERY
Date: 2018

MITOSAYA薬草園蒸留所のボタニカル・オブジェクトをデザインしました。
竹に植物をかけて、拾ってきた石を置くMITOSAYA がある大多喜町の自然物で構成したボタニカル・コンポジション。

大多喜の竹、滝の石、MITOSAYA薬草園蒸留所の植物から構成したボタニカル・プロダクト。竹の加工は簡単そうに見えて手間がかかる。試行錯誤しては失敗が続き、竹をガイドに別素材と作ろうとした竹の治具に良さがあった。このままだと機能がない。それが良い。
植物がドライとなる過程の形状変化に興味があり、竹に植物を吊る。竹はフレームの役割を含み、植物の観察に焦点を絞る。竹に石を置く、不安定な重心に均衡を探りスタンドができる。風がそよぐと植物の水分を蒸発させる。弾力と張力、不安定と安定、有機と無機、どれも均衡したオーバル型に配置する自然物は構図として成立した。

MAP
bamboo grove: 35°14'42.0"N 140°14'24.0"E
waterfall: 35°13'10.7"N 140°10'55.9"E
mitosaya botanical distillery: 35°17'08.4"N 140°13'59.8"E